- 2012-03-26 (月) 16:42
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亡くなられた方の遺品は、一般的には四十九日の忌明け後に形見分けを行いますが、
亡くなってご葬儀が一段落したら、形見分けのことも考えながら少しずつ遺品整理しましょう。
高価な物は相続税の対象になりますので、贈る相手の負担も考えなければなりません。
また、故人様の日記や住所録、手帳や手紙などは、年賀欠礼状を出すときなどの資料となりますので、
最低でも亡くなってから2年くらいは保存しておきましょう。
形見分けの品としては、一般的なのが衣類や装身具、家具、身辺の小物類などです。
故人様が使用していたものを贈りますので、｢お使いいただけますでしょうか｣という気持ちが大切です。
もしも、「○○さんに○○を贈ってくれ」などと遺言がある場合は、その旨を先方にお伝えし打診をした方がいいでしょう。
また、目上の人へは形見分けはしないのが原則です。
本来、形見分けは、親のものを子に、兄姉のものを弟妹や甥･姪、あるいは後輩にというのが基本だからです。
ですので、たとえ親族であっても故人様より目上にあたる方には控えて下さい。
ただし、目上の方であっても強い希望があった場合には形見分けをしても差し支えないでしょう。
たとえ身内であっても、若くして亡くなった場合には、子のものを親が、弟妹のものを兄姉が分ける場合もあります。
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