- 2017-05-06 (土) 10:37
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「親はいつまでも元気じゃない」皆さんもこの言葉はよく聞かれたのではないでしょうか?
人の動きはある日とつぜんやって来るもので、なかなか「遺品整理の時期はいつごろ?」といわれてもよくわからないと思います。
今回はその遺品整理の時期について、一般的な事例をもってご紹介したいと思います。
親が亡くなった後、なかなか気持ちの整理がつかない中でも、そろそろ遺品整理を始めなければと思われているのではないでしょうか。でも、遺品の整理って、一体どの時期から始めればいいのだろうかと思われていませんか?
ここでは、実際に多くの遺族の人が選ばれている、持ち家と賃貸住宅での遺品整理の開始時期についてご紹介したいと思います。
〈遺品整理の開始が多い時期(持ち家)〉
●法要に合わせて
四十九日・一周忌・三周忌・七周忌など遺族が一同に集まる時期を見計らって遺品を整理される人が多くいらっしゃいます。ほとんどの人は、仕事で忙しかったり、遠方だったりするので、遺品整理のためだけに集まるのは難しいので、遺族が集まる法要の機会に一緒に遺品整理をはじめられているようです。
●諸々の手続きが完了後
遺産相続手続きの他にも健康保険の世帯主変更手続きや年金関係の手続き、公共料金等の支払い手続き、所得税関連の手続き等もあります。手続きの種類によっては、死亡日から期限が定められている手続きもありますので、全ての手続き完了後、一段落付いてから遺品整理をされる人も多くおられます。
●故人への想いが癒えてから
故人への想いが癒えていないときに、遺品を整理するのは辛いものです。そのようなお気持ちで遺品整理されることは、あなた自身はもちろんのこと、故人に対しても決して良くはありません。特に故人と親しかった遺族は、故人への想いが完全に癒えてから遺品整理を行なわれています。
〈遺品整理の開始が多い時期(賃貸住宅)〉
賃貸住宅での遺品整理の開始時期は、持ち家の場合とはかなり異なります。はやり家賃の関係や大家からの要望で早い時期から遺品整理されることが多いようです。
●月末または翌月末まで
月末締めの賃貸契約がほとんどですので、新たに家賃が発生する前に部屋を引き渡すため、多くの人が月末までに遺品整理を終了されています。またタイミングによっては、その翌月末までの場合もあるようです。
●四十九日経過後の月末
死後四十九日の間は、亡くなった人の魂がこの世を彷徨っているといわれています。そのため、故人を偲ぶ期間というわけで、新たに家賃が発生するにも関わらず、四十九日を過ぎてから遺品整理をはじめられる人もおられます。
●葬儀終了直後
上記とは反対に、仕事が忙しく余分に有給が取れないことや遠距離のため時間が掛かる等の理由で、葬儀と同時期に遺品整理をされている人もおられます。その場合は賃貸契約の内容によっては、家賃が日割り計算で返金されるというメリットもあります。
〈遺品整理の時期に一般的はありません〉
多くの人が遺品整理をされる時期を具体的にお伝えしましたが、それが一般的であるというわけではありません。諸々の事情もあるとは思いますが、基本的にはあなたが遺品を整理しようと思われた時期が遺品整理を開始する時期と思われていいと思います。
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