- 2016-09-07 (水) 13:13
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先日、80代の女性の方の遺品整理に行ってまいりました。
彼女は一人暮らしで、息子さんが久しぶりに家を訪れた時に、亡くなられていたとの事でした。
孤独死ということに、彼は相当戸惑っていました。
その後遺品整理をしていくと、息子の服の修繕に使っていたミシンや裁縫道具、小さいころに読んでもらった絵本などを見て若かった頃の母親のことを思い出し、大粒の涙を流していました。
我々も彼と相談し一部の本は母親の妹の孫に、その他の遺品も無事に整理を終え、我々が引き上げる時に彼は私たちに「忘れていた昔の記憶を思い出しました。自分も母親みたいな人間になれるよう頑張っていきます。」と一礼しました。
人の死を乗り越えるのは難しいですが、その先に心が成長する。そんな気がした一日でした。
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