- 2015-11-20 (金) 15:51
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以前テレビの特集で「無縁社会」というドキュメント番組を拝見しました。
「無縁社会」とは、地方から就職などで都会へ来て一人で生活し、高齢になり、職場や故郷の絆が全く無くなったまま孤独死を迎える人たちが増えている状況を表現した言葉で、現在遺品整理の仕事を行う上で避けては通れない問題です。
その番組では、一人の老人の孤独死を取材する事から始まって、その方のルーツを探して東北まで取材するというものでしたが、都会でだれとも接点の無かった老人の元の生活や、現在に至った経緯などが少しずつ明らかとなるにつれ、やりきれない寂しさを感じるような内容でした。
遺品整理の仕事をしていると、全く引き取り手の無い方や、兄弟・親戚が存在しても「疎遠」状態になっておられる方が多いのが気になります。
せめてその方々の一人暮らしが決して悲惨な状態では無く、むしろ一人暮らしを楽しんで安らかな時を迎えられたことを願って、今日も遺品整理の仕事に向かいます。
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